WTI原油価格は反発
先週の動き
先週は原油価格の急落について取り上げました。
その後の動きと、管理人の取引状況について公開したいと思います。
景気後退による需要低下を見込んだ動き
ということらしいのですが、投機的でかなり大きな下落でしたね。
3~4日で約15ドル下げる動きでした。
出所:TradingViewより筆者作成
約14%の下げ幅なので、為替の影響がない前提で、
3~4日で、100万円が86万円になってしまうような動きです。
かなり洗い値動きですよね。
管理人はノーポジションだったので、高見の見物だったのですが、
もしポジション持っていたら…と思うとゾッとしますね。
同時に円高が進んだとすると、影響はもっと大きくなるので注意が必要です。
原油価格とドル円相関
ちなみに、原油価格とドル円の相関関係についてです。
原油価格はドル建てなので、ドル安時のほうが割安で買われる傾向があります。
つまり、原油価格とドル円相場は一般的に逆相関といえます。
ただし、原油は実需の動きだったりOPECの生産方針など色々複雑です。
最近のドル円相場の異常も合わせると、コロナ禍以降は逆相関が崩れていますね。
出所:TradingViewより筆者作成
90ドル台での反発
90ドル割れもあるかも~と想定していましたが、
90ドル台半ばまで下落した後は反発しています。
日足では長い下髭をつけてをつけて一旦の反転上昇となっています。
やはり週足の下値トレンドラインが意識された格好となっています。
出所:TradingViewより筆者作成
7/14のAM中に反転上昇の兆しが見えてきていたので、管理人も複数回に分けて、
WTI原油価格連動型上場投信 [東]1671を買いました。
現在の状況↓です。
7/19日AM時点で6%超の利益が出ているのでサクッと利確ですね。
ホールドする握力は管理人にはないですね。
もし持つにしても、CFD等で夜間でも売りを入れられるように、
ヘッジ策は持っておきたいですね。
戻り値の目途は?
出所:TradingViewより筆者作成
ここからの動きを予想するのはなかなか難しいですが、
週足の下値サポートラインに支持されたものの、
日足の上昇トレンドは崩れているため、
テクニカル的には、再度下押し圧力が出てきそうな予感がしています。
上値の戻り目途としては、
日足の下降トレンドライン上値と20MAが103ドル中盤に控えている
ので、この辺が上値を抑える展開となると予想します。
そこを抜けられたとすると、
一目均衡表雲の下限である108ドル前半あたりが
次の上値目途でしょうか。どうなることやら。
※投資判断はご自身でお願いします。