最小の時間で成果を最大にする
FIREを目指すサラリーマンにとって、
『時間をどう使うか』
これが非常に重要ですよね。
サラリーマンをやりつつ企業する。
サラリーマンをやりつつトレードで資産を作る。
サラリーマンをやりつつ副業もする。
いかに時間を有効に使ってFIREを目指すか。
今日はそんな我々に、
”最小の時間で成果を最大にする”思考
を教えてくれる1冊、『エッセンシャル思考』をご紹介します。
エッセンシャル思考とは
つまるところ"Simple is best"ってことですね。
不要なものをいかに削ぎ落すか。
より少なく、しかしより良く
がエッセンシャル思考であると。
「いかに仕事を断るか」という内容について触れられていましたが、
FIREを目指すサラリーマンにとっては非常に重要になりますね。
優秀な人ほど非エッセンシャル思考に陥りやすい
ということも書かれています。
その通りですね。優秀だから人に頼られるし、仕事をお願いされる。
そして、それに応えなければという思いが生まれます。
どうしてもできる人間に仕事が集まるんですよね。
8割の仕事を2割の人間でやっている。
きっと80：20の法則はどんな会社でもある程度当てはまるのではないでしょうか。
選択
選ばなければいけない。
もしたった一つのことしかできないとしたらあなたは何をやるか？
選択とは行動、与えられるものではなく、つかみ取るものである
と。
選択肢ばかりに目がいって、選択することを放棄してしまっている。
サラリーマンをやるのか、企業するのか、投資家になるのか。
選択できるということ。
ただしその選択は自分でしなければならない。
その通りですね。
ノイズ
非エッセンシャル思考の人は『大多数を重要だと考える』のに対して、
エッセンシャル思考の人は『大多数を不要だと考える』
と。
投資家ウォーレン・バフェットの話が出ていましたが、
株式投資の銘柄選定もまさしくこれですね。
本当に長期的に期待できるものは極僅かであると。
トレードオフ
何かを選ぶからには何かを捨てる必要がある。
ビジネスの話が出ていましたが、
生き残るためには「選択と集中」が必要ということでしょう。
個人においても予定を詰め込みすぎている人がいると。
これ会社でいますよね。
打ち合わせが詰まり過ぎていて、ろくに準備もできないから
何一つうまくいかず、毎日怒られている人…。
全部できると思ってはいけない。
何を取り、何を捨てるか。
見極める技術
「何を取り、何を捨てるか」を考えるための余裕が必要であると。
そのためには集中する時間が必要。
昨今は携帯やパソコンがあるから、退屈することがなくなったけど、
考える時間も失われてしまっているという話がありました。
情報の本質をつかむこと、遊ぶこと、睡眠の大切など
見極める技術に必要な要素が説明されています。
捨てる技術
なかなか捨てられないんですよね。
あんまり着ていない服。
もしこれを持っていなかったら、今からでもお金を出して買うか？
と自問してみればいいとありました。
もしNoなら捨てること。
そしてこの考え方は、仕事でも生活でも同じだと。
「誘われてなかったら、自分から誘ってでも行くだろうか？」
みたいに。
サンクスコストバイアスについても触れられていました。
一度大きな費用・労力をかけてスタートしてしまったものは、
途中で無駄だと気付いても、「もったいない」という思いから
なかなかやめることができない。
これ日本の企業あるあるですよね。
「なんでこの書類つくるの？」
「この毎週の無意味な打ち合わせは何？」
こんなのが沢山ありますよね。
しくみ化する技術
エッセンシャル思考を自動的に行えるように
しくみ化する方法について解説されています。
習慣は妨害に打ち勝つための最強の武器
という言葉が刺さりましたね。
そして、大きな成果を求めるのではなく、まずは小さな一歩を積み重ねることだと。
FX・株なんかでトレードするにあたっての心得ですね。
現在に集中する 過去と未来は想像の中のもの。
という話もありました。
損失出してしまうと引きずるんですよね～。
反省は大事だけど、現在に集中するのが大事！
まとめ
人生はあまりにも短い
さらりとこの文言があったのですが、物凄く考えさせられます。
管理人は、椎名林檎の”長く短い祭り”が好きですが、
同じことが歌われてますよね。
短い人生どう過ごすか。
一日も早いFIREを目指しましょう。
